「カロリー=太る原因」
いつの間にか、そう思い込んでいませんか?
その結果、カロリーさえ減らせば痩せると思っている人がとても多くなっています。
最近では、痩せる薬として、食欲をなくす糖尿病薬が美容クリニックで簡単に手に入るようになり、社会的にも問題になっています。
・食べることに罪悪感を持つ
・少し食べただけで不安になる
・食事を楽しめなくなる
そんな女性が本当に増えました。
このブログでは、
・カロリーは敵ではないこと
・太る原因は「食べた量」ではなく、エネルギー(ATP)をつくれなくなっている体質にあること
・減らすダイエットではない、本質のダイエットとは何か
についてお話ししていきます。
もしあなたが今、カロリーに怯えたり、食べることに罪悪感を持っているなら、この文章はきっと安心のヒントになるはずです。
少し長いですが、ぜひ最後までご覧ください。
そもそも「カロリー」とは何でしょうか
カロリー(熱量)は敵でも、悪者でもありません。
カロリーは、私たちが生きていくためのエネルギーそのものです。
呼吸をすること、心臓を動かすこと、体温を保つこと、考えること、歩くこと、笑うこと。
すべてにエネルギーが必要です。
カロリーは、その「エネルギーの量」を表す単位です。
たとえば、1gの水の温度を1℃上げるのに必要な熱量が1カロリーとされています。
もしカロリーが足りなければ、私たちは動けません。
元気にもなれません。
美しくもなれません。
生きるために絶対必要なのがカロリーなんです。
なのに、いつの間にか
「カロリー=太る元凶」
というイメージだけが広がってしまいました。
食べすぎは意志の弱さではなく、体のサイン
もちろん、食べすぎて太ってしまうことはあります。
でも、そもそも「食べすぎている」という状態そのものが、すでに体の危機サインであることが多いのです。
食欲とは、本来「死なないため」に足りないエネルギーを強力に補給させる本能。
この本能から逃れることは、とても難しいことです。
本当に体に必要なエネルギーがきちんと満たされていれば、人はそんなに強い食欲に振り回されません。
「もっと食べたい」
「やめられない」
「止まらない」
こういう状態は、意志の弱さではなく、
・栄養の偏り
・質の良いエネルギー不足
・血糖値の乱れ
・ストレス過多
・睡眠不足
こうした背景で、体が「足りない」「危険」と必死に訴えていることが多いのです。
その結果として、食べすぎてしまうだけなのです。
「食べ物のカロリー」=「使えるエネルギー」ではない
ここがとても大事なポイントです。
多くの人は、
「食べ物に書いてあるカロリー=そのまま体で使えるエネルギー」
だと思っています。
でも、実は違います。
私たちが実際に使えるエネルギーは、食べ物のカロリーそのものではなく、体内でATP(エネルギー通貨)に変換された時のエネルギーだけです。
食べ物のカロリー表記は、
「うまく変換できれば、これくらいのエネルギーを作れますよ」
という“可能性の数値”にすぎません。
食べただけでは、私たちはまだ使えないのです。
消化し、分解し、ミトコンドリアでATPに変換されて、はじめて「本当に使えるカロリー」になります。
変換できないカロリーは、どこへ行くのか
では、もしこの変換がうまくいかなかったら?
カロリーは消費されません。
体の中に余剰として残ります。
生き物としてとても合理的な仕組みとして、体はその余剰エネルギーを「いざという時のための貯蓄」として保存します。
その最も効率的な形が脂肪です。
脂肪は、少ないスペースに大量のエネルギーを蓄えられる、極めて優秀な保存形態だからです。
だから「脂肪が増えること」自体は、体にとっては理にかなった反応でもあります。
問題はカロリーそのものではなく、
「カロリーを正しくエネルギーに変換できていない体の状態」
なのです。
本当に整った体は、食べない選択ができる
おいしいものの誘惑は、誰にでもあります。
それは自然なこと。
でも、体がきちんとエネルギーを生み出せているとき、脳が落ち着いているとき、自律神経が整っているとき、私たちはこう思えます。
「今は食べなくて大丈夫」
これは我慢ではなく、体の安心から生まれる選択です。
ところが、カロリーを極端に制限している人ほど、この感覚を失いやすい。
なぜなら、体がずっと危機モードだからです。
減らすことに必死になるよりも、
「どうすれば、私の体はちゃんとエネルギーを作れるだろう」
「どうすれば、満たされた安心感を感じられるだろう」
そこに目を向けてほしいのです。
カロリーを敵にしないダイエットへ
カロリーは悪者ではありません。
あなたを動かし、生かし、輝かせるためのものです。
本当のダイエットとは、
・体がきちんとエネルギーを作れること
・食べなくても安心できる体を育てること
・無理なく選べる心を取り戻すこと
だと私は思っています。
もしあなたが今、
「カロリーが怖い」
「食べるのが不安」
「減らさないと痩せないと思っている」
そう感じているなら、まずはカロリーを見る目を少しだけ変えてみてください。
それは、あなたの体と心を守る、とてもやさしい一歩になります。
もし「自分の体は、ちゃんとエネルギーをつくれているのかな」と気になった方は、無理に一人で答えを探さなくて大丈夫です。
当サロンでは、リラクゼーションの施術を通して体の緊張をゆるめながら、必要に応じて簡単なカウンセリングで生活リズムや食事の傾向を一緒に整理することもできます。
「今の自分の体の状態を知るきっかけ」として、施術を受けながらゆったりお話ししていただくことも、もう少し具体的にお話を深めていくことも可能です。
カロリーを敵にせず、安心して体と付き合っていけるように――
あなたに合った伴走ができたら嬉しく思います。




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